「 もう、子供も独立したので、二人で住む家を建てよう 」ということになり、それなら 「 暮らしやすい、コンパクトな平屋の家がいいな 」 というふうに考えることは自然です。
そこで、間取りを考えると・・・
・ゆったりできるLDK
・寝室2部屋(1部屋でという方も多いです)
・洗面・お風呂・トイレは寝室から近くに。
・室内物干しスペース
・仏間のための和室(小さくてもいいので)
・子供のための予備室(必要な方と、いらないという方両方です)
と、いったご要望が多いように思います。
間取りの内容としては十分で、不足はないと思います。
ただ、もう一つ考えなければいけない大切なことがあります。
冷暖房をどこまで、一緒に行うか? です。
①の間取りは玄関を挟んで左と、右に分かれ、それぞれに冷暖房を行います。
②の間取りは、リビング、水回り、寝室を全部まとめて冷暖房することもできるように考えています。
たいへん、好みのわかれるところですが、これは住まい方が大きく変わってしまうことなので、じっくり考えてどちらがいいか選ぶようにしましょう。
①の間取りはおそらく、住み慣れた今までの家にも通じる馴染みのあるものだと思います。
対して②の間取りは、マンションなどにも似ている、居間も寝室も近い動く距離を少なくした間取りです。
断熱性能がとても高くなった現在の家づくりでは、こうした家の中をワンルーム化して一つの冷暖房で暮らそうという間取りも増えています。
お部屋の数だけでなく、お部屋の配置の仕方がとても大切です。参考にしてみて下さい。