「アウトドア・リビングみたいな空間は憧れるのですが、敷地もギリギリなんですよね・・ 」という、間取りの話になることがあります。
実際、最近の住宅建築の考え方で「屋内と屋外が曖昧な空間がある家」という間取りが好まれる傾向も見られます。
敷地を有効に利用し、効率よく面積を稼ぐ場合。
左の間取りのように、四角く間取りをまとめるのが基本だと思います。
・・ただ、この場合、リビングからの風景はお隣の外壁しか見えない・・となってしまうことも多いです。
三方向を囲まれた多くの分譲地では、目線が開けるのは、道路方向の一カ所しかないのです。
そこで、目線の方向を増やすためには L字型 ・ 凹型 ・ ロの字型などが採用されます。
ここでは、土地の面積効率も大きく下げることのないL字型の建築例を紹介します。
南向きと、北向きのそれぞれ一例です。
中庭のような一角を持たせることで、リビングからの風景も、キッチンに立ってみる風景も 広がりのある空間ということになります。 道路からの目線もやわらぎます。
シンボルツリーを植えたり、芝生をはってもいいですね。 植物の手入れがいやだという方は、コンクリートや木、タイル等でテラスをつくってもいいと思います。テーブルを置いたり、楽しそうです。
間取りをするときには、是非いろいろな考えを試してみて下さい。