と、ご相談を頂きました。
引退して、これからの暮らしを楽しむために、今のうちに 「コンパクトな平屋の家に建て替えたい」とお考えの神尾さん(仮名)です。
ご主人 「 あったかくて、きれいな家には住みたいけれど新築となるとやっぱりコストがねえ 」
奥さん 「大きさも、間取りもこれで充分なんだけど、ただね、貯えはなるべく残したいのよ 」
私 「 これからの生活を楽しむために家を建てて、生活が苦しくなったら意味がないですものね・・・ 」
現金はなるべく残したいからね。
かと言って、相場からかけ離れた家づくりでは危険です。
そこで、今多いのが減築リフォームです。
リフォームというと幅広いですが、例えばここでは新築並みの住み心地になることを前提に新築住宅に代われるものと考えます。
この場合、基礎と構造体の一部を利用して後は新しくつくる工事が有効です。
基礎や構造の一部を利用したり、省ける部分も多いのです。
もちろんケースによって異なりますが、建替えて新築をするより200万円~400万円くらいコストダウンできることにはなります。
税金も高くなりません。
奥さん 「 そうね、それなら内装もあったかさも新築とかわらないわね!! 」
ということで、減築リフォーム案も検討することになりました。