お役立ち情報 第30号 天然木のフローリングはどんな樹種がいい?

カフェ風か山小屋風か?

 

退職を機会に、リビングを改装して雰囲気を変えよう という多田さん(仮名)。

天然木などを使って、住み心地が良くて質感の高いリビングにしたいという、ご夫婦の希望です。

 

ご主人 「 これから長く過ごす場所だからね、私は、シックな色調でカフェ風がいいのだが・・ 」

奥さん  「 わたしは、明るい色の木で、山小屋っぽいのがいいわ!! 」

ご主人 「 真ん中で張り分けようか!? 」

私  「 それは やめましょう ・・・ 」

 

ウォールナット・チークなど堅木はシックな仕上がり。

壁を明るくしてカリフォルニアスタイルもいいですね。

松・杉・桧など柔らかい木は香りと手触りが優しく明るい雰囲気。ロッジ、コテージ、バンガローなど自然派に似合います。

現物に触れることが大切です。

 

濃い目の色調は、ウォールナットやチークなどの堅木に多くて、高級家具などの材料にもよく使われます。

目が細かくて、カチンとした堅さを持ちます。

明るい色は、松、杉、桧などの柔らかい樹種です。

木の香りがする、柔らかい肌触り、というのはこちらです。

現物に触れると、イメージがわきますから、必ずサンプルをとって、手触りを確認しましょう。

 

ご主人  「 いやぁ、床でごろごろしたくなりそうな気もするから、明るいほうでいこうか ・・・! 」 

 

実はこのあと、リビングの隅に少しだけ仕切りをつくってウォールナット材の書斎風コーナーもつくりました。