お役立ち情報 第22号 二世帯住宅はむずかしい?

何から考えたらいいかわからない・・

 

二世帯住宅ってどういう間取りになるの ・・・?

という、これから家づくりを始めようという高木さん(仮名)。

 

奥さん 「二世帯住宅は高くなるの?」

ご主人 「お風呂は二つないといけないのかな?」

奥さん 「いえいえ、玄関は別じゃないとまずいんじゃない?」

ご主人 「みんなどんな間取りで建てているのですか??」

 

と、いうことでまずは、二世帯住宅の間取りの実例をご覧ください。

最近、二世帯住宅も検討したいというお話がとても多いです。

地価が上がったのと売地が少ないことが影響していると思います。

こういった具体例が少しでも参考になればと思います。

 

こちらは41.75坪の間取り、大きさは同じですが間取りはかなり違います。

同居型の間取りです。

水回りは基本的に共用です。

2階にミニキッチンをおいて子世帯用セカンドリビングにしています。

1階と2階で住み分ける間取りです。

水回りが1・2階それぞれにあります。

この間取りは、玄関部分を2つに分けて完全分離の二世帯もできますね。

こちらは49.75坪、左右振り分けプラン。玄関以外は分離型です。

右と左で振り分けています。左の親世帯はほぼ平屋部分に収め、子世帯は右の総2階に近い間取りです。

この間取りは、玄関を少し大きくして2つに分けると完全分離の二世帯住宅にもできます。

車庫組込み・中二階で同居型の53坪の間取りです。小さめの敷地に向いています。

メインのLDKを中二階にして、親世帯と子世帯の接点をつくっています。

親世帯には浴室・洗面室とミニキッチンをおいています。面倒な時は1階だけで暮らせる想定です。

57.5坪の同居型の間取りです。ゆったりとした生活空間です。

1階のLDKを家族みんなのメインにしています。子世帯は2階にサブのLDKもつくってあります。

浴室・洗面室は共用です。

大きな玄関や、広々したホールなどゆとりある間取りで同居型の良さが出ている間取りです。

などなど、ほんの一例です。それぞれに特徴があるのがわかると思います。

「同居型・分離型・左右振り分け・上下振り分け」 などなどマニュアル的な言葉はありますが、家族の暮らし方、敷地の特性、将来像といろんなことが絡み合うのが二世帯住宅の難しさです。

 

私 「考えを整理するためにも  [たたき台になる自分用の間取り]  をつくってみませんか?」

ご主人 「そうだね、やっぱり頭の中だけじゃどうしていいかわからないね・・ 」

 

まずはどんなお家ができるのか? いろいろ試してみることになりました。