なぜ自分たちの要望が反映されないの?と不思議に思っている方は意外と多いようです。

要望を伝えるための努力って必要なんでしょうか?

 

なぜお客様であるあなたが「自分の要望を伝えるための努力をしなければならないのでしょうか?」このことに関しまして、まずは謝らなくてはなりません。

 

大変申し訳ございません。

 

住宅業界は他の業界と比べ、圧倒的に遅れていると思います。

本来であればお客様ご自身も気がつかない潜在的な要望も顕在化させるくらいでなければプロとは言えません。しかし、現実はあなたが口に出して伝えた要望でさえ100%理解してもらえないことが多いのです。

もちろん、優秀な担当者に出会えればこのような心配は要らないのですが・・・ 。

 

では、どのようにすれば自分たちの要望をきちんと伝えることができるのでしょうか?

 

それは、「自分たちの住みたい家を可能な限り具体的にイメージすること」です。特に2つのポイントを押さえることで伝わり方は格段に上がります。

 

【ポイント1】要望の優先順位を決めておく

いかに優秀な業者でも、全ての要望を完璧に実現させていくことは難しいものです。

予め何を優先して家づくりを進めていくかを決めておくと、打合せもスムーズになります。

 

【ポイント2】写真やイラストを利用してイメージを共有する

住宅雑誌などに掲載されている写真やイラストの中に要望と近いものがあれば、直接その写真やイラストを担当者に見せましょう。漠然と「リビングを広くしたい」と告げるより、写真を見ながら「ここのこういう感じが気に入っているので、広さは10帖以上欲しい」と具体的に話をすることで、あなたのイメージを共有しやすくなります。

 

建築では必ず 『○○様邸新築工事』 という名で呼ばれます。

あなたの要望が反映された、世界に二つとない家です。決して、住宅会社の都合でつくった 『プランNo. 〇〇〇番』 ではないのです。

しっかりと要望を伝えることで、後悔のない家づくりをしてください。
そして、素敵な家づくりをたっぷりと楽しんでください!