自由設計の注文住宅なのに、妥協ばかりしていませんか？

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見学会などではじめてお会いしたときに

「予算は多くないけど、できるだけ希望をかなえたいんです！」

「予算は少ないけど、家で妥協はしたくないんです・・」

と話をしてくださる方がたくさんいらっしゃいます。

家づくりに携わって３7年の私は、とてもうれしい気持ちになります。

最近では、

「この予算でどれくらいの家が買えますか？」

「このくらいの予算だとおたくの会社はどのタイプの家が建ちますか？」

という話になったりします。

そういう考え方になってしまうのは、大量販売の建売分譲会社や大手ハウスメーカーが住宅建築の多くを占めているせいなのかもしれません。

でも、私たちにご相談下さる方や、見学会に足を運んでくれる方は違います。

私たちの施工エリアが新潟市及び近郊なので、お施主様の多くは “越後人” です。火えん土器をつくり、コシヒカリを長年つくってきた先人たちの血筋なのでしょうか。個性的で先進性を求め、また伝統を心の奥に持つ気質が家づくりにも現れているように思います。こういう家づくりが求められている地域だと感じています。

そして、私はそんな家づくりをする人が大好きです。

考えられるすべての選択肢をいっしょに検討し、住む人にとっての最高の家づくりをするのがわたしたちの使命です。

家の話を聞こうと展示場や住宅会社へ行くと、

・「プランを出すのは当社に決めてもらってからです」

・「先に予算が決まらないと提案できません」

・「設計申込みをしてもらわないと設計はしません」

・「設計士が打ち合わせに入るのは契約してからです」

・「そのメーカーの設備は扱っていません」

・「それだと高くなります」 

というふうに言われ、戸惑ってしまったことはないですか？

「これでは、自分たちのやりたいこととは違う」 と感じていないでしょうか？

これは、本来あるべき家づくりの順序が真逆になってしまうせいです。

今の住宅業界は、社員がお客様とかかわる時間をなるべく減らし、効率を優先しています。

ですが実は、よい家づくりをするためには打ち合わせに費やす時間と順番がとても大切なのです。

わたしたちが考える理想の家づくりをするための順番とは、

１、まずは、夢や希望が最大限に取り入れた理想の間取りをつくってみる。

（とりあえず予算のことは脇に置いておくことがコツです）

※土地が無い方は、土地を探す前に理想の間取りを考えておくと、どんな土地が必要なのかわかるので、理想的です。

２、無理のない予算計画を組んでみる。

３、理想の間取り・理想の家がイメージできてきたら予算とのすり合わせをする。

４、土地が無い方はこのへんから本格的に土地探しと選定に入る。

５、本見積りをする。

という家づくりの順番です。

このやりとりに私たちはじっくりと時間を費やします。この時間は削るべきでない大切な時間なのです。

私たちがお客様の考えを理解するためでもあり、お客様が本当に建てたい家はどんな家なのかを確認するための時間でもあります。

自分たちの理想の家がどんな家なのかを先に知っておかなければ、優先順位もつけられませんし、取捨選択もできないということです。

何千万円もする買い物を一回も迷うことなく、すべてを即座に決断できるものではありません。この手順を踏むことで、建てた後で「もっと他に良い家があったんじゃないかな・・」という後悔をしてしまうことがほぼなくなります。

効率が落ちるにもかかわらず、なぜこういう進め方をするのか不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

その理由は、商売として成功する会社をつくるのではなく、価値ある住宅一棟をつくることのほうが大切だと考えているからです。

そのためには、

「少人数で運営」

「営業マンはおかない」

「限られた地域だけで仕事をする」

「小さな店で事業の拡大を考えない」

「一人の担当が最初から最後までお付き合いをする」

ということを念頭に家づくりの仕事をしています。

真剣に、自分とご家族のための最高の家づくりをしたいとお考えの方であれば、理想の間取りづくりから最後のお見積りまで一切を無料で行っています。　

お話をすすめていくうえで、「ちょっと違うかな・・」と思ったら、いつでもお断りいただいてかまいません。

すべてを無料にしている理由は、それが良いことだとわかっていても、試してみることができなければ意味がないからです。

理想の家の話をしながら、夢をカタチにしていくことがどんなに楽しいことか、実感していただけたらこれ以上の喜びはありません。

相談会でお会いすることを楽しみにしております。

にしホーム 代表 西純一